入札の秘密事項 “設計金額”などを漏らした疑い 愛知・弥富市の建設部長(55)を逮捕 予定価格に対する「落札率」は99.09%

愛知県弥富市が発注した工事をめぐり、入札に関係する金額を業者に漏らしたとして建設部長の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、弥富市の建設部長・立石隆信容疑者55歳です。 警察によりますと、立石容疑者は去年5月、複合施設「弥富まちなか交流館」のリニューアル工事など、市が発注した3件の入札をめぐり、入札の秘密事項で予定価格の基礎となる「設計金額」などを漏らした、官製談合防止法違反などの疑いが持たれています。 ■予定価格に対する「落札率」は99.09% 「弥富まちなか交流館」の工事は、情報を知った業者が6億5400万円で落札していて、予定価格に対する落札額の割合を示す「落札率」は99.09%と、極めて高い割合になっていました。 警察は、立石容疑者の認否を明らかにしていません。 警察は、市が発注した3件の入札について、立石容疑者が「設計金額」の情報を1社に漏らし、その業者から情報が伝えられた別の3社がそれぞれ1件ずつ落札したとみていて、これらの業者についても今後、書類送検する方針です。 弥富市の建設部は商業・農業の振興や土地改良のほか、公園や施設の建築などにかかわる部署で、立石容疑者は2023年4月から建設部長を務めています。警察は、立石容疑者の動機などについて詳しく調べる方針です。

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