メキシコのシェインバウム大統領は2月24日、麻薬カルテル指導者が死亡した軍の作戦を受け西部ハリスコ州などで治安が悪化している問題について、6月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)観戦に「危険はない」と述べた。同州の州都グアダラハラのほか、メキシコ市とモンテレイで計13試合が予定されている。ハリスコ州のレムス知事も「FIFAがメキシコの3都市を開催地から外すことはない」と強調。2月28日には「グアダラハラのスタジアムにFIFAのトロフィーツアーがやってくる予定だ」と述べた。 メキシコのシェインバウム大統領は、6月開幕のワールドカップ観戦に「危険はない」と断言した。 メキシコでは麻薬組織の指導者、通称「エルメンチョ」が軍の作戦で死亡。組織側の報復攻撃で治安が悪化している。 シェインバウム大統領は、状況は安定しつつあり、治安部隊が公衆の安全を守るために動いていると述べた。 放火された車両が散乱する高速道路を、治安部隊が封鎖している。過去にもシナロア州でカルテルの幹部が逮捕された際、銃撃戦や放火など激しい報復が起きたことがある。 FIFAのインファンティーノ会長は、メキシコについて「非常に落ち着いている」と述べたが、広報担当者は状況を注視し当局と緊密に連携していると説明した。 メキシコは大会全104試合のうち13試合を開催する予定。うち4試合は、治安悪化中のハリスコ州グアダラハラで行われる。 ハリスコ州のレムス知事はこう話した。 「FIFAがメキシコの3都市を開催地から外すことはない。 (メキシコ市、グアダラハラ、モンテレイの)3都市での開催は確実であり、よく聞いてほしいのだが、28日にはグアダラハラのスタジアムにFIFAのトロフィーツアーがやってくる予定だ」