高齢男性への傷害容疑で大阪府立高校講師を逮捕、否認 男性は死亡

大阪市淀川区の集合住宅の一室で住人とみられる高齢男性が顔などにけがを負って倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡したと、大阪府警が26日に発表した。 淀川署は同日、府立松原高校講師の硯川(すずりかわ)記三子容疑者(48)=同区三津屋南2丁目=を傷害容疑で逮捕した。この部屋に住む知人に暴行を加えたと話しているといい、府警が男性の身元や死亡との因果関係を慎重に調べている。 硯川容疑者は「顔面を殴打したことは間違いない」と供述する一方、けがについては「私が殴打してできた傷ではない」と否認しているという。 署によると、逮捕容疑は18~21日、同区十三元今里2丁目の集合住宅の一室で、高齢男性の顔面を殴る暴行を加え、打撲などのけがを負わせたというもの。 24日午後2時50分ごろ、硯川容疑者が119番通報していた。 男性は意識のない状態で病院に搬送され、同日夜、死亡が確認された。死因は急性硬膜下血腫で、肋骨(ろっこつ)も折れていたという。 この部屋には硯川容疑者の知人男性(72)が1人で暮らしており、署は死亡したのはこの男性とみて調べている。 25日午前、病院が府警に男性の検視を依頼し、硯川容疑者に事情を聴いたところ、暴行を認めたという。 大阪府教育庁によると、硯川容疑者は松原高校で家庭科を担当している。 同庁は取材に対し、「生徒を指導すべき立場である教員が逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を確認の上、厳正に対処する」とコメントした。(宮坂知樹)

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