2025年4月、宮城県岩沼市の海岸で保育士の女性を殺害するなどした罪に問われている男の裁判員裁判が3月4日から仙台地方裁判所で始まります。それを前に、男が拘置支所でtbcの取材に応じました。 殺人や死体遺棄などの罪に問われているのは、宮城県岩沼市の無職・佐藤蓮真被告(22)です。佐藤被告は、2025年4月、宮城県岩沼市下野郷の海岸で、知人で保育士の行仕由佳さん(当時35)の胸などをペティナイフで刺し、殺害した罪などに問われています。佐藤被告は2月26日、拘置支所でtbcの記者との面会に応じました。 ■目の前に現れたのはおとなしそうな青年 高校時代は陸上部で活躍し、その後、キックボクサーの選手として試合にも出場していた佐藤被告。 面会の部屋で私たちの前に現れたのは、上下ジャージ姿のおとなしそうな青年でした。時折聞き取れなくなるほどの小さな声で私たちの問いかけに応じました。 佐藤蓮真 被告: 「誠心誠意、謝罪したい。取り返しのつかないことをしてしまった」 謝罪の言葉を述べた佐藤被告ですが、逮捕当初は殺人の容疑について黙秘。その後、全面的に認める供述を始めました。 佐藤蓮真 被告: 「(Q,当初黙秘した理由は)受け入れたくない気持ちだった。その後、事件について知っているのは自分だけなので、きちんと話そうと思った」 ■なぜ犯行後に自首しなかったのか 行仕さんの遺体が見つかった約2週間後に佐藤被告は逮捕されました。犯行の1週間後には自宅に家宅捜索に入ったと言いますが、佐藤被告は知人に「やっていない」などと話していたことが、これまでの取材でわかっています。 佐藤蓮真 被告: 「犯行後は仕事をしたりキックボクシングの練習をしたりしたが、それ以外の時間は何も考えられなかった。自首も考えたが…」 被害者の行仕さんと佐藤被告は知人の間柄で、行仕さんは、佐藤被告のキックボクシングの試合を見に行くこともあったと言います。 ■「金銭トラブルではない」 佐藤被告は、行仕さんから金を借りていたこともわかっています。