袴田巌さんの姉・ひで子さん、えん罪被害者の思い訴える 自民党内で議論本格化

確定した裁判をやり直す再審制度をめぐり、改正案の提出に向けた自民党内での会議で、再審で無罪が確定した袴田巌さんの姉・ひで子さんが、えん罪被害者の思いを訴えました。 袴田ひで子さんは25日、自民党本部で開かれた会議のヒアリングに出席し、弟の巌さんが逮捕から58年後に無罪を勝ち取るまでの当事者の苦悩を語りました。 再審制度の見直しをめぐっては、先月、法制審議会が「要綱」をまとめて法務大臣に答申されましたが、検察官による不服申し立ての禁止が盛り込まれなかったことなどにえん罪被害者らから不満の声があがっています。 政府は、この「要綱」をもとにした刑事訴訟法の改正案を今国会にも提出する方針ですが、そのために必要な自民党内での事前審査の議論が本格化しています。 袴田ひで子さん 「この(要綱の)ままの法律だと、えん罪被害者が救われません。巌だけ助かればいいと思っていないよ、私は。えん罪被害者は大勢いらっしゃいます。その人たちも助けないと」 検察官の不服申し立てについては、自民党内でも禁止する案を支持する声があり、来週以降も議論が続けられる見通しです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする