【ソウル聯合ニュース】2024年12月の「非常戒厳」宣言を巡り内乱首謀罪に問われ、一審で無期懲役を言い渡された韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が、ソウル拘置所に収監されている8か月間に12億ウォン(約1億2600万円)を超える領置金を受け取っていたことが、1日分かった。領置金は刑事施設収容者の所持金などの財産を意味し、個人の寄付金集めのルートとして悪用されているとの指摘も出ている。 国会法制司法委員会に所属する与党「共に民主党」の金容民(キム・ヨンミン)議員が法務部から提出を受けた資料によると、尹氏は昨年7月10日に再逮捕されてから先月15日までに総額12億6236万ウォンの領置金を受け取っていた。これは今年の大統領年俸(2億7117万ウォン)の4.6倍に当たる。 領置金の出金回数は358回に上り、1日平均1.4回のペースで引き出されていた。 尹氏は昨年10月26日までに約6億5000万ウォンの領置金を受け取っていたが、約100日でさらに6億ウォン以上を集めた。 領置金は400万ウォンの限度額を超えた場合は釈放時に支払われるか、申請すれば個人の口座に振り込まれる。 出入金の金額や回数に制限はなく、残高を400万ウォン以下に維持すれば出金と入金を繰り返すことができるため悪用が懸念されている。