佐賀県警は1日、麻薬取締法違反(所持)容疑で鳥栖市の無職の少年(17)を現行犯逮捕した後、自宅で見つかった大麻のような植物片が鑑定で陰性を示したため釈放したと発表した。誤認逮捕となったが、一緒に発見されたリキッド(液体)からは大麻の陽性反応が確認され、同容疑で再逮捕した。 県警組織犯罪対策課によると、少年に関する薬物所持の情報を得て3月30日に自宅を家宅捜索し、大麻のような植物片やリキッドが発見された。現場の簡易検査で、植物片で陽性を示す色の反応があったことなどから少年を現行犯逮捕した。逮捕時は容疑を認めていたが、その後否認に転じた。科学捜査研究所(科捜研)の鑑定で陰性と判明したため、逮捕から約7時間半後に釈放した。 リキッドを科捜研で鑑定して陽性反応を示し、翌31日に少年を自宅で再逮捕した。県警によると、「僕が吸って使うために持っていたものに間違いない」と容疑を認めている。 同課は「事実認定の一部が違っていた。さまざまな状況について、総合的に判断するべきだった」との見解を示し、再発防止に向けて「指導教養を徹底する」としている。(取材班)