田代まさし氏「まだ日本はダメだなって…」薬物依存からの“更生”求める社会に複雑な思い

薬物依存からの回復を目指す元タレントの田代まさし氏(69)が13日までにYouTubeチャンネルを更新。薬物依存者に対して「更生」を求める世間の風潮に思いを語った。 田代氏は恒例となっている自主的な薬物検査を実施する中で、「薬物事犯を扱っている人たちは『早く更生してほしい』っていう言い方をする。でも僕たちみたいなダルクとかそういう所(薬物依存の回復支援施設)に通っている人たちは病気なので『回復』っていう言葉を使う」と言及。「ある有名人の野球選手のときにインタビューを受けて『早く回復してほしい』って言ったらそのスタッフの方が『いやいや、早く“更生”なんですよ』って…」と、更生を求める社会と、回復を目指す当事者とのズレを実感した出来事を振り返り、「そこがまだ日本はダメだなって思う」と私見を述べた。 続けて「これは俺、個人の意見だよ」と補足した上で、「俺は病気だって言われてすごく肩の荷が下りて、治療して回復すれば良いんだって思ったときから肩の荷が下りてその方向に進めるようになった自分の経験として、その方が回復するためには良いなと思ってるから、そういうふうに世の中があってほしい」との思いを語るとともに、「発信はしているんだけど、なかなか伝わらない」と吐露した。 田代氏は19年に覚醒剤取締法違反容疑などで逮捕。20年に懲役2年6カ月(うち6カ月は保護観察付き執行猶予2年)の判決で服役。22年、SNS上の投稿で「2022年10月27日に福島刑務所を出所しました」と報告していた。

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