愛知県安城市で妻と娘とみられる2人を殺害したとして、55歳の男が逮捕されました。男は「持病があり将来を悲観した」などと供述しているということです。 (田中希宜記者) 「こちらの集合住宅の一室で、55歳の男が妻と娘とみられる2人を殺害したということです。男は『持病があって将来に悲観した』と話しているということです」 逮捕されたのは、安城市福釜町の職業不詳・中村孝一容疑者(55)です。 警察によりますと中村容疑者はおととい午後10時頃、自宅の集合住宅で同居する妻と娘とみられる2人を、包丁で突き刺すなどして殺害した疑いがもたれています。 ■近所の人「独り言をぶつぶつ言っていた」 中村容疑者は家族3人暮らしとみられ、きょう未明に「娘と妻を殺した」と自ら110番通報。駆けつけた警察官が50代くらいの女性と10代半ばくらいの女性の遺体を発見しました。 (近所の人) 「普通に仲の良い夫婦だし、子育てに熱心なお父さんという感じ。主人が毎朝会っていたみたいで、最近様子がおかしいと言っていた。いつも挨拶すると返ってきたが、独り言をぶつぶつ言っていた」 ■「持病があって治療費などで将来を悲観して…」 警察によりますと凶器と見られる包丁は自宅から見つかっていて、警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。 その上で、「持病があって、治療費などで将来を悲観して犯行に及んだ」などと供述しているということです。 中村容疑者の手首には自ら付けたとみられる傷があり、警察は無理心中を図った可能性も視野に調べを進めています。