日本郵便は14日、高槻大蔵司郵便局(大阪府高槻市)の元局長(35)が客のキャッシュカードを不正に利用し、計約1300万円を盗んでいたことがわかったと発表した。かんぽ生命保険のコンサルタントとして担当した顧客の自宅を訪れた際、不正に入手したキャッシュカードと暗証番号を使ったという。 日本郵便などによると、元局長はかんぽ生命に出向していた2025年3~7月、担当顧客だった女性に無断で預金口座から90回にわたり、約830万円を引き出した。保険契約者への貸付制度を使ってかんぽ生命から借り受けたお金も含まれていたという。25年10月に郵便局長に就いてからも引き出しを続け、12月までに計1322万円を口座から盗んだ。 女性が「身に覚えのない出金がある」と警察に相談して発覚。府警が今年1月に女性の口座から10万円を盗んだ疑いで逮捕し、日本郵便などが社内調査を進めていた。