闇バイトで少年2人に空き巣指示した疑い、大学生逮捕 匿流か、否認

闇バイトに勧誘した少年らに空き巣に入るよう指示したとして、大阪府警は18日、大学生の男(20)=大阪府河内長野市=を住居侵入と窃盗の疑いで逮捕し、発表した。 男は「闇バイトの実行役を待ち合わせ場所に行かせた」と供述しているが、「侵入し現金を盗むように指示はしていない」と容疑を否認しているという。 府警はSNSなどでつながり離合集散を繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ」による事件で、ほかにも指示役や実行役がいたとみて調べている。 府警によると、男は実行役の少年らに指示し、3月26日午後9時ごろ、大阪市浪速区の集合住宅の一室の玄関扉をバールなどでこじあけて侵入し、室内の現金数万円を盗んだ疑いがある。 通行人からの通報で駆けつけた警察官が、16歳の会社員の少年2人を現場付近で発見し、27日までに逮捕していた。 府警は、男が大阪の繁華街・ミナミの「グリ下」(グリコ看板下)などで闇バイトの実行役を募るリクルーターだったとみている。少年らの供述から関与の疑いが浮上した。 今月17日夕方、男が府内の警察署に「闇バイトの件でグループのリーダーから追い込みをかけられて困っている」と相談に来たという。 府警は男が窃盗事件に関わったとみて浪速署に任意同行を求め、18日午前に同署で逮捕した。 少年らは男の本名を知らず、秘匿性の高いSNSで連絡を取っていたという。(黒田陸離)

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