【04月20日 KOREA WAVE】韓国で検察や金融当局を装った電話詐欺により、多額の小切手をだまし取ったグループが摘発された。 ソウル江東警察は15日、いわゆるボイスフィッシングに関与した受け取り役や運搬役など7人を検挙し、このうち3人を詐欺被害金返還関連法違反の疑いで拘束送致したと発表した。残る4人も在宅のまま送致された。 捜査によると、容疑者らは先月6日から31日にかけ、「口座が犯罪に関与している可能性がある」などと検察や金融監督院を装って被害者をだまし、10人から計34億6700万ウォン(約3億8000万円)相当の小切手を受け取った疑いがある。 だまし取られた小切手は、上位組織へ渡されていたとみられている。 警察は3月12日、「詐欺の電話を受け約1億5700万ウォン(約1700万円)分の小切手を渡した」との通報を受けて捜査を開始した。防犯カメラ映像を分析し、翌日に受け取り役1人を逮捕、その後捜査を拡大した。 一連の捜査で約8億7000万ウォン(約9600万円)分の小切手を押収し、被害者3人に返還した。 警察から連絡を受けるまで詐欺と気づかなかったケースも多く、一部では「高収益の株式投資」を名目に約17億ウォン(約1億9000万円)を渡していたことも判明した。 警察は「電話で捜査機関や公的機関を名乗り、口座確認などを理由に現金の引き出しを求めるのは100%詐欺だ」と強調。「最近は小切手による高額被害も増えている」として注意を呼びかけている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News