「何もしないから行こうよ」 22歳の男は、こう言って、女子中学生をホテルに連れ込んだという。 「4月6日、警視庁小平署は女子中学生Aさんに対する不同意性交等の疑いで、会社員・中岡蓮(れん)容疑者(22)を逮捕しました。中岡容疑者は今年の3月1日、SNSで知り合ったAさんを都内のホテルに連れ込み、性的暴行を加えた疑いがもたれています。 Aさんが警視庁に『SNSで出会った人にわいせつな行為をされました』と相談したことから事件が発覚。中岡容疑者は『間違いありません』と容疑を認めているということです」(全国紙社会部記者) 4月9日朝9時ごろ、中岡容疑者の身柄が検察に送られた。小平署の護送口から姿を現した中岡容疑者は、警察官に誘導されるまま、カメラマンに顔を向けることもなく淡々とした足取りで護送車に乗り込んだ。前髪が目にかかったその横顔からは、何の感情も読み取れなかった。 警察庁が今年2月に発表した「令和7年における少年非行及び子供の性被害の状況」によると、SNSを通じて性犯罪に巻き込まれた被害児童の数は前年比80人増の1566人。中学生が758人と全体の半分近くを占めている。 成人男性と女子中学生が、どうやってネットで知り合うのだろうか。 「最初から女子中学生を狙い撃ちするんです」と話すのは、ネット犯罪に詳しいライターだ。未成年に性的関心を持つ男性が女子中学生を狙う手口について、こう解説する。 「インスタなどSNSで発信している場合、プロフィールに年齢や住んでいる地域など、“どこそこに住んでいる中学生”だとわかる情報が書かれていることがあるんです。女子中学生を狙う男は、それらプロフィールを探して片っ端から友達申請するんですよ。ほとんど無視されますが、なかには『私、女子中学生ですよ?』などと律儀に返す子もいるんです。 友達申請がOKされたらしめたもの。『話をしてみたい』などと言ってやり取りを続け、顔写真を送ってもらったりする。そしてある時点から『会いたい、会おう』としつこく要求するんです。そうすると、断りきれない子や、すでに顔写真を送っていて自分のことを知られているんじゃないかと心配になった子が、周囲に相談できないまま会ってしまって、被害に遭ってしまうケースが多いんです」