特急列車の車内で女性客にナイフをつきつけ、止めに入った車掌を切り付けたとして銃刀法違反などの罪に問われている男の初公判が4月21日、高知地裁で開かれ、男は起訴内容を全面的に認めました。 銃刀法違反や傷害などの罪に問われているのは大阪府枚方市の無職・山内基正被告(63歳)です。 起訴状によりますと山内被告は2026年1月、JR土讃線の岡山発高知行きの特急「南風25号」の車内で、高知市の50代女性の左頬に持っていたナイフの刃を押し当て「俺はナイフを持ってるんやぞ」と脅迫。 山内被告からナイフを取り上げようとした60代の車掌に全治2週間のケガをさせたものです。 21日に開かれた初公判で山内被告は起訴内容を全面的に認めました。 検察側は冒頭陳述で山内被告が過去にも、同じ罪で逮捕・起訴され実刑判決を受けたことを指摘。 今回の事件では大声を上げて列車内を徘徊していたところを車掌に注意されたことに逆上し、トイレ内の緊急停止ボタンを押して正当な理由なく列車を停車させた後、犯行に及んだとの経緯を説明しました。 次回の裁判は5月23日に開かれます。