未解決のバラバラ殺人「京都主婦首なし事件」 逮捕後に不起訴となった不倫相手が11年後に起こした「もう一つの謎多き殺人事件」【事件から20年】

【全3回の第1回】 今から約30年前、1995年4月、京都府の山中でバラバラになった女性の死体が発見された。殺害されたのは4月26日深夜から翌日未明と見られている。被害者は地元の看護師(44)。このいわゆる「主婦首なし殺人事件」で逮捕されたのが、彼女と不倫関係にあったAという運転手の男である。が、この時Aは不起訴で釈放されている。被害者と最後に会っていたなど、状況証拠はあったものの決め手に欠けたのである。それから20年後、再びAは殺人容疑で逮捕された。 今度の容疑は2006年3月17日、兵庫県三田市で起きた、生コン会社役員による社長殺人事件である。今もなお未解決である猟奇的事件と、生コン会社社長殺人事件の関連とは何か。奇妙にも2006年の事件では現場に生々しい音声を記録したICボイスレコーダーが遺された。その「殺人の記録」が物語るものとは――。第1回では、まず両事件のあらましについて振り返る。【森功/ノンフィクション・ライター】 (以下、「新潮45」2007年8月号をもとに加筆・修正しました) ***

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