阪急京都線の電車内で女性の上半身を触った疑いで、自称・会社員の男が逮捕されました。 阪急電鉄のWEBサイトのAIが客の問い合わせに自動対応する、「チャットボットサービス」への書き込みで逮捕につながったということです。 京都府の迷惑行為等防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、京都市の自称会社員・田中英治容疑者(69)です。 田中容疑者は28日午後3時すぎ、阪急京都線の河原町駅から梅田駅を走る電車内で、隣に座った女性(31)の上半身をひじで触った疑いがもたれています。 警察によると女性は、AIが客の問い合わせに自動応対する、阪急電鉄の「チャットボットサービス」に「痴漢されています」と書き込み、異変を感じたオペレーターがAIの対応から切り替えて女性に対応したということです。 その後、長岡天神駅で停車中に駆けつけた駅員が駅構内で田中容疑者を確保しました。 田中容疑者と女性に面識はなく、調べに対し、「ひじが右わきに触れていることはわかっていたが、動かしてはいない」と話しているということです。