【旭山動物園死体損壊事件】なぜ容疑者は事件後も出勤?「いろんなことが場当たり的に」《犯罪心理学者が分析》「事件自体の計画性が非常に乏しい」

旭川市の旭山動物園で、妻の遺体を園内の焼却炉で損壊した疑いで逮捕された職員の33歳男が、事件後も動物園に勤務する様子をHBCのカメラが捉えていました。 鈴木容疑者は3月31日ごろ、妻の由衣さん(33)の遺体を園内で焼却するなど損壊した疑いが持たれていますが、事件後の4月6日、HBCのカメラが撮影しました。 時折、笑顔も見せる鈴木容疑者。 これまでの調べに「間違いありません」と容疑を認めているということで動物園の焼却炉からは遺体の一部が見つかっています。 事件の後、焼却炉では複数の動物の死骸が焼かれていたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。 鈴木容疑者は、任意の調べの段階で殺害をほのめかす話もしていて、警察は殺人の疑いも視野に捜査を進める方針です。 なぜ職場の焼却炉に遺棄したのか、どのような心理状態で勤務していたのか、犯罪心理学の専門家に話を聞きました。 ■【犯罪心理学者】出口保行さんが解説 この事件について、犯罪心理学に詳しい東京未来大学の出口保行教授に話を聞きました。 Q:「妻の遺体を焼却炉で焼いた」とあるが、職場の焼却炉を使用した理由 今回どういう事件なのかまだはっきりしていないですし、わからないことが多いということを前提にという話になります。 妻の遺体を焼却炉で焼く前段階には、妻の遺体となる何かしらの事実があったことになります。傷害致死などの事件性がもしあったとしたら、事件自体の計画性が非常に乏しいものになると推測することができます。 事件は普通、遺体の処理方法、逃走の方法を含めて計画性になるわけです。今回は、そのようなことを一切考えていないうちに、奥さんが死亡してしまう事態が起きてしまった。なので、とっさに思いついたのが、焼却炉で焼却をしてしまうということだったんだろうなと思います。 ほかに遺体を遺棄する場所が思いつかなかったと思うんですね。普通であれば、山中に持って行って埋めるであったりとか、海中に沈めるであったりというような方法論を考えるわけですが、そういうことを考えるほどの余裕すらなかったと思われます。

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