旭川の旭山動物園の焼却炉で妻の遺体を燃やして損壊した疑いで職員の男が逮捕された事件で、園内から妻のものとみられるスマートフォンが見つかっていたことがわかりました。 旭川市旭山動物園の職員、鈴木達也容疑者(33)は、3月31日ごろ、園内の焼却炉で妻の由衣さん(33)の遺体を燃やして損壊した疑いで、4月30日に逮捕されました。 由衣さんは、前の日に目撃されたのを最後に行方不明となっていて、捜査本部が容疑者の供述に基づいて園内を捜索したところ、由衣さんのものとみられるスマートフォンが見つかったということです。 また、捜査関係者によりますと、鈴木容疑者が31日午後9時ごろ、車で動物園を訪れ大きな荷物をおろす様子が園内の防犯カメラに映っていたことも新たに分かりました。 捜査本部は、鈴木容疑者が由衣さんの遺体を運び込んだとみて慎重に裏付けを進めています。 取り調べでは任意聴取のときと同じく逮捕後も素直に供述しているということです ■【事件の経緯(1)】2018年から旭山動物園の飼育係 ▼2018年 ・鈴木達也容疑者 旭山動物園に飼育係に配属 ▼時期不明 ・鈴木達也容疑者が妻に「残らないよう燃え尽くしてやる」などと脅す ・鈴木容疑者の妻が関係者にスマホのメッセージで「夫から脅迫を受けている」という趣旨の相談 ▼2026年3月30日 ・鈴木達也容疑者の妻の姿を関係者が最後に確認 ・4月以降、妻は勤務先にも姿を見せなくなる ▼3月31日 ・午後9時ごろ、車で動物園を訪れ、大きな荷物をおろす様子が防犯カメラに映る ・妻の遺体を動物園の焼却炉で燃やして損壊か ■【事件の経緯(2)】犯行後の勤務で笑顔を見せる容疑者 ▼4月6日 ・鈴木容疑者が動物園に出勤し、笑顔を見せる姿が北海道放送のカメラに映る ▼4月7日 ・鈴木達也容疑者の自宅の近所の人が異変を感じる ・近所の人が鈴木容疑者に「母さん(妻)は?」と尋ねると、鈴木容疑者は「東京行った」と答える ・この日までキリン・カバ・爬虫類担当