磐越道バス事故で、過失運転致死傷の疑いで逮捕された若山容疑者の周辺を取材すると人物像や"事故前の様子"が見えてきました。 過失運転致死傷の疑いで逮捕された胎内市の無職・若山哲夫容疑者。 若山容疑者を知る人は… 近所の人 「すごい明るかったよ元気だったし」 若山容疑者を知る人 「(店で)彼は1人で飲んでたもんね。1人で来て、飲んでさっさと帰る。気分いいと、たまに(店で)カラオケやってますよ」 これまで県内の高校で陸上部の監督も務めていたという若山容疑者。 その後、おととしまで胎内市のマイクロバスの運転手をしていました。 今回は、北越高校の関係者ではなく、遠征用の運転手として手配されたといいます。 男子ソフトテニス部の顧問は当日の朝の様子について。 北越高校 寺尾宏治顧問 「私が朝、運転手とあった際は特に変わった様子は感じませんでした」 一方、若山容疑者を知る人からは事故の前から「複数の違和感」を感じていたといいます。 近所の人 「顔の表情が前に比べると全くなくなった。小股でこんな感じ。『大丈夫なの?』って思ってたけどまさかバス運転するなんて思ってないからさ」 行きつけの飲食店の従業員 「痛風かなんかなったんだわ。『自分は免許返納しなければいけない』みたいなことだいぶ前に言っていたことがあった『(自分が)まだ早いわね』なんて(言って)」 捜査関係者によると、若山容疑者は運転に支障が出るような持病などはないと話しているということです。 さらに… 近所の人 「一週間くらい前に、前のほうへこんだ車で違う車が置いてあったので。どっかぶつけたんでしょうね」 若山容疑者は4月から複数回の交通事故を起こしていたことがわかっていています。 よく訪れていたという飲食店で「北越高校の仕事が終わったら免許を返納する」と話していたということです。 そんな中高校生を乗せたバスを運転することになった若山容疑者。 蒲原鉄道によると、男子ソフトテニス部の顧問からレンタカーと運転手の手配を依頼されたといいます。 通常、貸し切りバスの依頼しか受けていないものの学校との付き合いが長いため、営業担当者がレンタカーを手配。 営業担当者が知り合いを通して紹介してもらったのが若山容疑者でした。 これらは「お手伝いだった」と説明しています。 蒲原鉄道 茂野 一弘 社長 「営業している中で、お手伝いをしていた一つだと認識しています」 Q金銭の受け取りに関しては発生しないという状況だったと考えているのか? 「はい。いまのところはまだ(金銭の受け取りはないと)考えております」 これに対し、過去に蒲原鉄道の営業担当からドライバーを探してほしいと依頼されたことがある男性が取材に応じました。 Qボランティアということはありえる? 蒲原鉄道の営業担当からドライバーを探すよう依頼された男性 「ありえない。ボランティアでということは100%ない。必ずいくらかの報酬が当然発生している」 蒲原鉄道からこれまでに数回レンタカーのドライバー探しを依頼された男性。 いずれも北越高校の案件だったといいます。 蒲原鉄道の営業担当からドライバーを探すよう依頼された男性 「学校もレンタカーだったことを知らなかったということはないと思う。私の知っているドライバーもレンタカーに乗って、ある部活を遠征に連れて行っている。10数年当たり前にそういう形になっていた。いつかは事故は起きると思っていた」 若山容疑者のまわりで覚えた違和感と解消しない高校と蒲原鉄道の食い違い… なぜ事故は起きたのか。 警察は若山容疑者の健康状態も含めて捜査を進めています。