福岡県嘉麻市の母子生活支援施設で4歳と3歳の娘が殺害された事件で、長女への殺人容疑で逮捕された母親(30)が、隠れて同居していた内縁の夫(33)から日常的に、生活面の注意や指示を受けていたことが捜査関係者への取材でわかった。 事件前も生活面で指摘され、「嫌い」と言われ「死のうと思った」と供述しているといい、県警は2人の関係性と、事件との関連を調べる。 県警は13日にも、母親を次女への殺人容疑で再逮捕する。 捜査1課によると、母親でパート従業員の水沼南帆子容疑者(30)は内縁の夫から家庭内暴力(DV)の被害を受けて2022年に施設に入所。だが間もなく、施設の居室内で隠れて同居を始めたとみられるという。 捜査関係者によると、水沼容疑者が働いて生活費を工面する一方、内縁の夫から日常的に生活面の指示を受けていた。2人の話によると、部屋の外に聞こえないような小声で「なぜできないのか」「先のことを考えていないのか」といった趣旨の注意を受けていたという。 水沼容疑者は事件前に夫から「嫌い」と言われたと説明。「これまで尽くしてきたのは何だったんだろうと思い、死のうと思った」などと話しているという。