磐越道バス事故 古市憲寿氏、部活遠征の意義に疑問「部活って命をかけてまでするものではない」

社会学者の古市憲寿氏が13日、フジテレビ系「旬感LIVE とれたてっ!」にコメンテーターとして生出演し、福島県郡山市の磐越自動車道で、高校生の男子生徒1人が死亡したマイクロバス事故を受け、高校の部活動のあり方に疑問を呈した。 捜査関係者によると、練習試合のため福島県へ向かっていた新潟・北越高の男子ソフトテニス部の部員らを乗せたバスが、6日午前7時40分ごろ、郡山市の磐越道上り線で、速度を落とさずクッションドラムやガードレールに衝突。3年の男子生徒(17)が車から投げ出されて死亡するなど、計20人が死傷した。警察は、バスを運転していた若山哲夫容疑者(68)を自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で逮捕した。 若山容疑者が数カ月前から物損事故を5、6回起こしていたこと、バスが営業利用ができない白ナンバーだったこと、顧問がバスに同乗していなかったことなど、数々の問題が取り沙汰されている。 しかし、古市氏が問題視したのは、高校の部活動での遠征そのもの。「遠征自体を一回、見直すべきと思うんですよ。本当に遠征って意味あるんですか?もちろん、意味ある遠征もあると思うんですけど」と指摘した。 その上で、今回の北越高を例に言及。「今回の場合、朝5時半に集合して、車で片道4時間、往復8時間ですよね?そんな遠征ってものが、本当に果たして高校生に必要なのか」と首をひねった。 意義を考えた上での遠征が必要だと訴える。「何となくの部活動で、特に強豪校とかで、遠征しなきゃと思い込んで、惰性でやっている学校が多い気がしていて」。さらに「お金だとか準備できない限りは、無理して遠征というものをして、こうして事故が起こるわけじゃないですか。部活って命をかけてまでするものではない」とも訴えた。 17歳の若い命が失われた、今回の事故。古市氏は「いろんな全国の学校が、この遠征が必要なのかってことを今回で見直すきっかけになればいい」と願った。 運行会社の蒲原鉄道は、学校側から「できるだけ安価で」といった趣旨のお願いとされたと主張しているが、学校側は否定している。古市氏は「学校側って、予算も限られるわけじゃないですか。本当に貸切バスとか借りて、運転手を借りたら、1日10万とか15万かかるわけですよね。そこの中で、遠征というもの自体が今後、難しくなってくるのではないか」と述べ、今回の事故による影響を推測した。

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