〈そりゃ日本の再審制度が「欠陥だらけ」になるワケだ…村木厚子さんが目の当たりにした「法制審議会」の異様な実態とは〉 から続く 刑事司法に関する問題が相次ぎ、いつ誰が次の犠牲者になるか分からない日本。なんでそうなるのか、どうしたらいいのか、それを具体的かつ分かりやすく書いた本が出た。 『おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方』 (講談社)だ。 著者は、村木厚子さん。厚生労働省局長時代の2009年、無関係の「郵便不正事件」で大阪地検に逮捕起訴され、無罪判決を勝ち取った後に職場復帰して、同省次官まで勤め上げた。 順調にキャリアを重ねるなかで、突如として身に覚えのない罪を着せられた村木さん。 出口の見えない日々の中、いかにして凄まじいストレスを乗り越えたのか。当時の心境をふり返ってもらった。(全3回の3回目/ 最初から読む ) 聞き手・構成=江川紹子 ◆◆◆