11歳で拉致され、2度の強制結婚を経験…尊厳と未来を取り戻そうともがくウガンダの元子ども兵たち 日本のドキュメンタリー監督が現地で目にしたもの

1980年代に始まったウガンダ北部の内戦では、3万人以上の子どもたちが反政府勢力に拉致され、兵士として戦場に駆り出された。そうした自由を奪われた子ども兵たちが故郷に帰還し、社会復帰を目指す姿を描いたドキュメンタリー映画「RETURNEES(リターニーズ)」の上映が各地で始まった。 日本電波ニュース社の菊地啓さん(37)が監督を務め、現地で20年以上にわたって支援に携わる認定NPO法人「テラ・ルネッサンス」(京都市)の小川真吾さんらの活動に密着。武器を置き、再び生きる意味を取り戻そうとする人々の歩みを2年かけて追った意欲作だ。(共同通信=山上高弘) ▽兄6人と両親失い、司令官に 反政府勢力「神の抵抗軍」(LRA)は1980年代に結成された。掲げていたのは、ウガンダの政権打倒と旧約聖書の十戒に基づく国家建設。ウガンダ北部を中心に住民虐殺を繰り返した。 テラ・ルネッサンスによると、拉致した子どもは3万人以上。国連は10万人超を殺害し、6万~10万人の子どもを拉致したとも指摘している。

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