高齢者の免許返納で面接する県警も 相次ぐ事故、どうすれば防げる?

福島県郡山市の磐越道で北越高校(新潟市)の生徒が亡くなったマイクロバス事故の運転手は、4月に警察から2回にわたって免許返納を促されていた。新潟県警では独自に、年3回以上事故を起こした高齢者と面接をしているのだという。 バスを運転していたのは、新潟県胎内市の若山哲夫容疑者(68)=自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕、福島地検が鑑定留置。 若山容疑者は事故前の1カ月ほどで5件の事故を起こしていたが、いずれも物損で、免許の停止や取り消しの対象にはなっていなかった。 県警関係者によると、県警は4月上旬に若山容疑者と最初の面会をしたが、免許返納については「70歳までは」などと難色を示していたという。 その後の事故を受け、約3週間後の4月下旬に2回目の面会をした際は、「わかりました」と返納の意思表示があったという。 結局、免許は返納されず、5月6日に事故が起きた。 県警によると、過失割合が大きい「第1当事者」となる事故を1年間に3回以上起こした65歳以上の県内在住者には、面接をしている。高齢ドライバーの事故防止のため、県警独自の取り組みとして2014年から始まった。 ただ、免許の返納は強制的なものではなく、「本人の意思が基本」だという。(杉浦達朗)

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