10日間ビデオ通話つなぎっぱなし「あなたを監視する」ニセ警察詐欺で福井市の30代男性が560万円の被害 “無実の証明”のためと金を要求される

福井市に住む30代男性が、警察官をかたる男らに現金560万円あまりをだまし取られていたことが分かりました。男性は犯人の指示で10日間ビデオ通話をつなぎ続け、金を振り込んでいました。 警察によりますと、男性の携帯電話に5月12日、クレジットカード会社の社員を名乗る男から「あなた名義のクレジットカードで使った分の金が支払われていない」と連絡がありました。 男性が心当たりがないことを伝えると、無実を証明するため警察に電話をかけるよう指示され、教えられた番号に電話をかけると、長野県警の警察官を名乗る男につながり「あなた名義のクレジットカードで不正利用が確認された。電話で取り調べをする必要がある」などと言われ、ビデオ通話が始まりました。 警察官を名乗る男は男性に警察手帳の画像を送信した上で「逮捕しない代わりにあなたを監視する」と脅し、5月21日まで10日間にわたりビデオ通話をつないだままの状態が続いたということです。その間「一人になれる場所へ行きましょう」と促された男性は、ホテルやインターネットカフェなどに滞在していました。 犯人から「事件が解決すれば返します」と伝えられ、無実を証明するための調査費用などの名目で、男性は指定された口座に現金あわせて568万円を振り込み、だまし取られました。 5月28日、犯人から男性に対し「調査が終わったので返金する。あす福井署で会いましょう。」と連絡があり、被害男性が福井署を訪れて詐欺が発覚したということです。 警察は「警察官が警察手帳や逮捕状の写真を送信することはない」と注意を呼びかけています。

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