石田ひかりが主演を務めるドラマ「鬼女の棲む家」(毎週水曜深夜0:24-0:54、中京テレビ・日本テレビ系/Huluにて配信)の最終回が6月3日に放送。星野家に平穏が戻ったあと、明香里(石田)が最後に「晒してあげる」と楽しそうに呟いたシーンに、SNSがザワついた。(以下、ネタバレを含みます) ■「鬼女の棲む家」とは 同作は、SNSの写真に写るわずかな情報から住所や家族構成まで特定し、世に晒して炎上へと追い込む情報社会の鬼・“鬼女”が題材。一度標的にされると、社会的信用も人間関係も、人生そのものも焼き尽くされる、正義と狂気が反転する、令和の寓話が描かれる。 石田は、昼間はごく普通の主婦の仮面を被り、裏の顔は“ネット特定班”“鬼女”として歪んだ正義による“私刑という快楽”を貪る星野明香里を演じ、明香里の高校2年生の娘・咲良を熊井戸花、中学2年生の息子・歩夢を三浦綺羅、穏やかで家族にも職場にも誠実な“良き夫・良き父”として周囲から信頼される夫・透を竹財輝之助が演じる。 また、明香里のパート先であるスーパーマーケット「ナカオカ」の気さくで面倒見のいい同僚・金井静香に伊藤修子、「ナカオカ」のアルバイト・若宮和樹に井内悠陽、咲良の同級生・里中萌に宮迫翠月が扮(ふん)する。 ■透はヒイラギに刺されてしまう 夫・透の家族への裏切り、娘・咲良の音楽プロデューサーへの枕営業、引きこもりの息子・歩夢の奇行、そして明香里の鬼女活動が、次々に明らかになり、幸せな家族の仮面が剥がれた星野家。 お互いを罵り合い、醜く争い崩壊していく姿は、生配信でネットに晒され、世間の笑いものになり炎上してしまう。そんな中、謎の人物ヒイラギ(小沢真珠)が星野家に勝手に上がり込み、明香里たちの前に姿を現した。 ヒイラギは「小田切美月」と名乗り、女優として活動をしていた16年前、妻子のいるミュージシャンとの不倫を明香里にネットで晒されて炎上したことを告白。 炎上したあと、ヒイラギは決まっていたCMやドラマを降板することになり、多額の違約金を払うことになったのだ。その復讐(ふくしゅう)のためにヒイラギが恐ろしい計画を実行したことを知り、明香里たちは戸惑いと驚きの表情に。 「幸せに見えるように取り繕っていただけで、家族の本当の気持ち…少しも分かろうとしていなかった。そして…本当にバカなことしました。ごめんなさい…」と泣きながら家族とヒイラギに謝罪する明香里に、ヒイラギは「大丈夫。あなたの苦しみはすぐに終わるから」と言ってナイフを取り出し、「セイ!」と叫んで明香里に向かって行った。その瞬間、透は明香里をかばうように彼女の前に出て、ヒイラギにナイフで刺されてしまうのだった。 ■明香里が最後に「晒してあげる」と呟いたシーンに「またやるんかいw」の声 幸いにも急所は外れていたため、透は一命を取り留めた。その後、ヒイラギは警察に逮捕されたが、事件から1カ月経っても、家には突撃系のYouTuberがやって来てインターホンをしつこく鳴らし、ネットでは星野一家への誹謗中傷が続いてた。 そんな中、歩夢は学校に通い始め、透は警備員の仕事を始め、明香里はパートに復帰した。家に引きこもっていた咲良は、明香里に音楽プロデューサーに襲われそうになったことを打ち明けたあと、家族の前に姿を現すようになった。 久しぶりに家族4人で食事をしたあと、鬼女としての活動を終わらせることを決意した明香里。だが、咲良を騙して酷い目に遭わせた音楽プロデューサーのことは絶対に許せない明香里は、最後のターゲットをこの男に決め、「晒してあげる」と楽しそうに呟くのだった。 星野家が平穏を取り戻したあと、明香里が最後に「晒してあげる」と呟いたシーンに、「結局またやるんかいw」「待ってました!」「スーパー晒しタイムとスーパーナカオカタイムの温度差よw」「うおぉぉ晒すんかい、やったれやったれ」「そいつは思う存分ボコボコにしていいよ」「本当に最後かな?」「最後にイケイケのあかりさん戻ってきてうれしい笑」「こいつがラストターゲット!?」「絶対あのPのことやると思った!!!」などの声が上がり、SNSがザワついた。 怒涛の展開の連続で、最後まで視聴者を楽しませた最終回となった。 ◆文=奥村百恵