去年6月に大阪府堺市で会社役員の70代男性が住むマンションの一室に侵入しようとしたとして男ら4人が逮捕された事件で、警察は新たに「上位の指示役」の27歳の男を逮捕しました。 住居侵入未遂と建造物損壊の疑いで逮捕されたのは、住居不定・アルバイトの中井星祈容疑者(27)です。 警察よりますと中井容疑者は去年6月、実行役の男らと共謀し、堺市堺区のマンションの一室の玄関扉をバールでこじあけて侵入しようとした疑いが持たれています。 事件をめぐってはこれまでに「指示役」の上田達也被告(24)と「現場の見張り役」の稲岡泰良被告(26)が逮捕・起訴されているほか、実行役の少年2人が家裁送致されていて、上田被告に指示を出していたのが「上位の指示役」である中井容疑者だったとみられています。 グループは事前に被害者宅に金庫があるという情報を入手していたとみられ、警察は防犯カメラの映像などから中井容疑者を割り出し、全国に指名手配して行方を追っていました。 警察の調べに対し、中井容疑者は「黙秘します。何も話すつもりはありません」と話しているということです。 中井容疑者が共犯者に指示を出す際には秘匿性の高いアプリを使っていたとみられ、警察は中井容疑者の背後にさらに上位の指示役がいる可能性もあるとみて、グループの全容解明を進めています。