10代男性を住宅に監禁容疑 「神のお告げの取次者」自称の男ら逮捕

10代の男性を横浜市内の住宅に連れて行き、逃げ出せないようにしたとして、奈良県警は9日、男性の父親ら7人を監禁容疑で逮捕し、発表した。県警は、男性の家族が主犯格とみられる男を「先生」と呼び、心理的に依存していたとみている。 逮捕されたのは、会社員の村上有容疑者(46)=横浜市磯子区磯子2丁目=と村上容疑者の兄夫婦、男性の父親で会社役員の辰己勝容疑者(46)=奈良県大和高田市=ら家族4人の計7人。県警は全員の認否を明らかにしていない。 県警によると、逮捕容疑は共謀して5月6~8日、10代の無職男性を横浜市内にある男性の姉の住む家に連れて行き、「逃げてもすぐ捕まるからな」などと脅して監禁したというもの。 村上容疑者らは男性を下着姿にさせ、財布や携帯電話を取り上げたうえ、バリカンで頭髪の一部をそるなどし、監視して逃げ出せないようにしていたという。 辰己容疑者は、男性が2025年3月に高校を卒業後、「素行が悪い」などとして、村上容疑者が勤務するレストランで、住み込みで働かせていた。男性は12月に逃げ出し、奈良県内の知人宅を転々としていたが、5月6日、辰己容疑者に居場所を突き止められたという。 村上容疑者は「神のお告げの取次者」を自称していたといい、辰己容疑者は会社経営について村上容疑者の助言を受けるなどするうちに、妻らとともに心酔していったとみられる。(山田美季子)

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