音楽デュオ『Def Tech』のMicroこと西宮佑騎被告が6月11日、乾燥大麻を所持したほか、コカインを使用したとして麻薬取締法違反の罪に問われ、東京地裁から拘禁刑2年・執行猶予4年の判決を言い渡された。 「同日、Def Techの公式サイトでは所属事務所との契約終了と取締役辞任が発表されました。Micro本人もInstagramを更新し、《多大なるご迷惑とご心配をおかけしたこと、心より深くお詫び申し上げます》と謝罪したうえで、《自分の行動によって生じた影響の大きさを受け止め、日々、自らを見つめ直し、社会の一員として責任を自覚し、これからの姿勢と行動を通して、皆さまに向き合ってまいります》と反省の思いをつづりました。一方で、《株式会社2VOX退社後も、Def Techとしての活動、ならびにMicroソロとしての活動は継続してまいります》とも報告しており、長年、活動を支えてきた事務所を離れながらも、音楽活動は続けていく方針を明らかにしています」(音楽ライター) 順風満帆に見えたキャリアが暗転したのは、あまりにも最悪のタイミングだった。音楽関係者が語る。 「Microが逮捕されたのは2月2日。Def Techにとって節目となる日本武道館公演まで、わずか6日というタイミングでした。公判では『車のなかから武道館を見て、顔面蒼白になった』『悔しかったし、悲しかった』と振り返っています。20年以上積み重ねてきたキャリアの集大成ともいえる舞台を目前にして、すべてを失うかもしれない現実を突きつけられたわけです」 Def Techは、2005年にリリースした『My Way』が社会現象級のヒットを記録。インディーズ作品としては異例のセールスをたたき出し、湘南発のユニットとして一躍、全国区となった。 「『My Way』では、自分自身の道を信じて突き進むことの大切さが歌われています。このメッセージは当時の若者たちの共感を集め、サーフカルチャーやナチュラルなライフスタイルとともに、Def Techの世界観を形成しまし、20年以上にわたって根強い支持を受けてきました。Microはこれまで、数々のインタビューで、『人生は選択の連続』『人との出会いが自分を作る』といったことを語り、前向きなメッセージを発信してきた人物でもあります。それだけに、今回の薬物事件にファンのショックは大きかったと思います」(同前) Xでは判決を受け、厳しい声が並んだ。 《目前まで積み上げてきたものを一瞬で失ってしまうのは、本当に重い代償ですね》 《武道館直前に逮捕って相当ショックだったろうけど、周りに迷惑かけた重みも感じてほしい》 執行猶予つき判決となったものの、失った信頼を取り戻すことは決して容易ではない。