5月、現職の市議が逮捕・起訴された八代市の庁舎建設をめぐる汚職事件についてです。15日の百条委員会では、被告が所属していた会派の議員が責任を追及され、 一時、紛糾する事態となりました。 八代市の庁舎建設をめぐっては、市議会議員の成松由紀夫被告が入札などで便宜を図った見返りに、ゼネコンから現金6000万円を受け取ったとして、あっせん収賄の罪で起訴されています。 一連の事件をめぐっては、成松被告らと共謀し、賄賂の一部をマネーロンダリングした疑いで伊藤 卓也 容疑者が逮捕されています。 ジャーナリストを名乗っていた伊藤容疑者は、「取材」と称して百条委員会の委員長や証人を呼び、2人が居合わせた場面を撮影したとみられています。 成松被告が所属していた自民党八代市議団の議員が、その写真について「事前に打ち合わせをしていた場面なのではないか」と追及していました。 15日はこの言動について責任を問われる場面も。 【野崎 伸也 議員】 「間違っていますよね、あなたが出した写真。不正ですよね。謝罪する気持ちはないんですか。弁護士からもらったなら入手ルートを確認しますよね。本来なら出す前にしないといけないのにやっていない。こういう状況なら普通しますよね。しないんですか」 【自民党八代市議団 橋本 貴喜議員】 「個人の弁護士じゃない。直接やりとりしてもらったが、写真の真偽は知るところじゃない」 【野崎 伸也 議員】 「議員でしょ、責任感はないんですか。今の発言はおかしい。ここにいる必要はない。勉強してください」 最終的には、市議団の団長が「弁護士に確認する」としましたが、委員会終了後、 報道陣の取材に応じた橋本議員は「弁護士が違法なことをするとは考えられない」と述べました。 百条委員会では、捜査状況を考慮しながら、市の幹部5人への証人喚問を7月上旬にも始めたい方針です。