Costas Pitas Ryan Patrick Jones Dan Rosenzweig-Ziff [ロサンゼルス 15日 ロイター] – 米カリフォルニア州のニューサム知事は15日、トランプ氏が司法省に対し、政治的動機に基づき自身と妻を調査するよう指示したと主張した。 ニューサム氏はXに投稿した動画で「トランプ氏が私を攻撃しているのは、私の批判的なツイートだけが理由ではない」とし、「私が大統領選への出馬を検討しているからだ」と述べた。 事情に詳しい関係者によると、カリフォルニア州サクラメントの連邦法執行当局は2025年以降、知事の妻を含めニューサム氏に関連する複数の捜査を進めている。捜査はワシントンではなくカリフォルニアで始まったという。 ニューサム氏は28年大統領選の有力な民主党候補の1人として頻繁に名前が挙がっている。 関係者によると、妻のジェニファー・シーベル・ニューサム氏に対する捜査は税に関連している。法執行当局筋は、シーベル・ニューサム氏が共同設立したジェンダー平等を推進する非営利組織に絡むものだと述べた。 州の開示資料によると、この非営利組織「カリフォルニア・パートナーズ・プロジェクト」は同州と取引のある一部寄付者から寄付を受けており、ニューサム知事は20年以降、同組織に対して400万ドルを超える寄付を募ってきた。 ニューサム氏は、連邦捜査官がここ数日、家族や友人、元職員らの自宅を訪れ、書類や記録の提出を求めたとし、「犯罪を発見したからではない。単に犯罪を探している」と非難した。また、ブランチ司法長官代行の就任以降、自身を巡る捜査が拡大したと主張した。 ニューサム氏は動画でトランプ氏に直接語りかける形で「私の記録を召喚しても、私を捜査しても、私に嫌がらせをしても構わない。あなたの敵リストに私の名前を載せればいい。しかし、あなたの個人的な恨みに私の妻と家族を巻き込まないでほしい」と訴えた。 ニューサム氏とトランプ氏は気候変動やパイプライン、トランプ氏が昨年夏にカリフォルニア州に州兵を派遣した問題などを巡り対立してきた。 トランプ氏は昨年、同州で移民取り締まりを妨害した容疑でニューサム氏を逮捕することを支持すると発言。同年11月には連邦検察がニューサム氏の元首席補佐官を起訴した。起訴はニューサム氏の下で働く前に行った行為を巡るもので、元補佐官は今年5月、銀行詐欺と通信詐欺の共謀罪で罪を認めた。