逮捕された少年は「いとこの上司の息子」を演じ、2日連続で同じ家を訪れていました。 先月、山形県山形市で起きた特殊詐欺事件で、現金500万円以上をだまし取ったとして、詐欺グループの「受け子」とみられる16歳の少年が再逮捕されました。 警察は、少年が匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」に関与している可能性があるとして、調べを進めています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、本籍が千葉県で、住居不定・無職の少年(16)です。 ■何があったのか詳しく 警察によりますと、少年は先月、詐欺グループの1人として、氏名のわからない者と共謀し、他人の親族などになりすまし、その親族が急ぎでカネを必要としているかのように装う手口で、山形市に住む70の女性から現金547万1000円をだまし取った疑いもたれています。 少年のグループは先月26日から27日までの間、この女性の自宅に、女性のいとこなどを装い、複数回電話をかけ、カネが至急必要だというウソを話したということです。 ■2度にわたり… 26日、少年は女性のいとこの上司の息子を装い女性の家を訪れ、現金400万円をだましとりました。 さらに翌日、少年は再び女性の家を訪れ、現金147万1000円をだましとったということです。 ■先月も現行犯逮捕 男は、氏名のわからない者と共謀し天童市の70代女性から現金300万円をだまし取ろうとしたとして、先月、現行犯逮捕されていました。 その後の捜査で男が今回の犯行にも関与している疑いが強まり、きょう、再逮捕されました。 少年は、詐欺グループの中で直接カネを受け取る「受け子」とみられています。 警察は、今後の捜査に支障があるとして少年の認否を明らかにしていません。 警察は、少年がSNSなどで実行犯を募り、都度メンバーを入れ替えて闇バイトや特殊詐欺などの犯罪を繰り返す匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」に関与している可能性があるとして、余罪や共犯者などについて調べを進めています。