栃木県上三川(かみのかわ)町で親子3人が死傷した強盗殺人事件で、被害者宅の飼い犬を殺したとして栃木、神奈川両県警の合同捜査本部は22日、強盗殺人容疑などで逮捕した6人を動物愛護法違反の疑いで追送検した。捜査本部は、ほえられるのを防ぐため、被害者宅に押し入る前に殺害したとみている。 追送検されたのは横浜市港北区の竹前海斗(28)、妻の美結(25)両容疑者、いずれも16歳で相模原市の男子高校生3人と川崎市の無職少年。竹前容疑者夫婦は現場の指示役、少年4人は実行役とみられている。 追送検容疑は共謀して5月14日午前9時25分ごろ、被害者宅の敷地内で飼い犬の中型犬の首をナイフで突き刺したり、バールで複数回殴ったりして殺したとしている。一部は容疑を認め、残りは否認や調べに応じていないという。 6人は共謀し、犬を殺した直後に女性宅に押し入り、金品を物色中に女性を凶器で突き刺すなどして殺害。駆けつけた息子2人をバールで殴って殺害しようとした疑いも持たれている。 事件では、警察庁が国際刑事警察機構(ICPO)を通じ、主導役とされる益田和彦容疑者(48)を国際手配している。【白川徹】