交通事故を装い保険会社から840万円余りをだまし取った詐欺の疑いで、三条市の31歳の男と長岡市の46歳の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、三条市に住む塗装業の男(31)と長岡市に住む解体作業員の男(46)です。警察によりますと、2人は共謀して交通事故を装い保険会社から保険金をだまし取ろうと考え、2025年1月に三条市内で解体作業員の男が運転していた車を塗装業の男の車や建物に衝突させる事故を起こしました。そして、塗装業の男がケガをしたかのように装い、保険金計842万7554円をだまし取った疑いがもたれています。 また、同様の手口で対人賠償責任保険をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いも持たれています。 別の賭博事件の捜査の過程で、今回の詐欺事件が発覚。解体作業員の男は5月14日に賭博事件で逮捕されていました。警察は捜査中のため、2人の認否を明らかにしていません。警察は動機や余罪などについて調べています。