取り調べで「反社」発言の元特捜検事、刑事裁判へ 地裁が決定

東京地検特捜部の取り調べで「反社会的勢力」などと侮辱されたとして、詐欺事件で逮捕・起訴された男性被告が、取り調べを担当した検事の刑事裁判を開くよう求めた付審判請求で、東京地裁が24日、請求を認める決定を出した。被告の弁護人が取材に明らかにした。通常の刑事事件の起訴と同じ効力があり、特別公務員暴行陵虐罪で検事の公判が開かれることが決まった。 特別公務員暴行陵虐罪に問われるのは堀木博司検事(57)。現在は大阪高検に所属している。付審判決定を受けて元特捜部検事が被告になるのは、業務上横領事件で違法な取り調べをしたとされる元大阪地検特捜部の田渕大輔検事(54)に続いて2例目。 請求したのは、太陽光発電関連会社「テクノシステム」(東京都)社長の生田尚之被告=1審で懲役11年、控訴中。金融機関から融資金約22億円をだまし取ったなどとして、2021年に東京地検特捜部に逮捕・起訴された。【五十嵐隆浩】

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