夏休みの闇バイト参加を防ぐ 警視庁が拓殖大で犯罪加担防止講話 「脅迫されたら相談を」

いわゆる「闇バイト」をはじめとする犯罪への加担を未然に防ごうと、警視庁は3日、拓殖大文京キャンパス(東京都文京区)で学生に講話を行い、夏休みを前に安易な選択で人生を狂わせないよう呼び掛けた。 同大の学生など計約120人が参加。生活安全総務課の岡野雅史管理官は闇バイトに加担したとして警視庁に保護された大学生らのうち、応募動機で約36%と最多を占めたのが「友人や知人からの紹介」だったと明らかにした。加担させられるのは携帯電話の売買や受け子・出し子といった、最も摘発される可能性の高い身分であることも強調した。 岡野管理官は警視庁が保護した人の事例にも言及。SNSの「高収入、今すぐ50万円稼げる」という投稿に個人情報や口座情報を送信したところ、「警察に突き出されたくなければ携帯電話を契約して渡せ」と犯罪グループとみられる者に脅された男性の話などを紹介した。 岡野管理官は「闇バイトの応募者は捨て駒として真っ先に逮捕される。個人情報を盾に脅迫されたら、必ず相談者と家族の安全を守るので警察に相談してほしい」と訴えた。受講した拓殖大4年の安藤麗紗(りさ)さん(21)は「たとえ仲のいい友人や先輩だとしても、怪しいと思ったら断る勇気を大事にしたい」と語った。

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