千葉銀行、闇バイト疑似体験ゲームを使った出前授業を開始

株式会社Classroom Adventureは、千葉県内の中学校・高校・大学・専門学校などを対象に、闇バイト疑似体験ゲーム「レイの失踪」を活用した出前授業を7月から順次提供すると2026年7月6日に発表した。 この取り組みは、株式会社千葉銀行が実施しているキャリア・金融教育の出前授業の一環として行うもの。Classroom Adventureによると、金融機関と提携し、レイの失踪を使った授業を継続的に実施する取り組みは初めてとなる。 背景には、若者がSNSなどを通じて、特殊詐欺や強盗といった犯罪に関わってしまう闇バイトが社会問題になっていることがある。警察庁の統計によれば、闇バイト関連の逮捕者の多くを10代・20代の若者が占めており、中には中学生が含まれるケースも報告されているという。 また、「高額報酬」や「簡単な仕事」といった言葉で若者がだまされ、犯罪に加担してしまう点も課題としている。 出前授業のテーマは、「『レイの失踪』から学ぶ! 未来を変えるお金のチカラ」である。最大の特徴は、千葉銀行向けにカスタマイズされた教材を使い、千葉銀行のスタッフが講師として登壇する点にある。金融機関のスタッフが学校で子供たちと向き合い、金融に関する知見を交えながら授業を行う予定だ。 レイの失踪は、若者がSNSなどから闇バイトに関わってしまう流れを疑似体験するネットリテラシープログラムだ。失踪した友人「レイ」のSNSを探索しながら、闇バイトに勧誘され、個人情報を奪われ、抜け出せなくなる過程を追体験する。実際のSNSに近い環境で謎解きを進めることで、危険を自分の問題として考え、回避する力を育てることを目的としている。 出前授業では、学びにゲームの要素を取り入れるゲーミフィケーションの手法を利用。前半では、登場人物がSNSを通じて闇バイトに巻き込まれていく過程をゲームで体験する。後半では、お金の大切さや働くことの意味、怪しい誘いへの対応、困ったときに相談する行動の重要性を学ぶ。 プログラムでは、「狙われない」「騙されない」「ハマらない」の3つの視点から、情報発信の注意点、勧誘手口や隠語の見抜き方、関わった後に抜け出しにくくなる仕組みを扱う。 なお、出前授業は千葉銀行の特設ページから申し込みが可能となっている。Classroom Adventureは、千葉銀行をはじめとする金融機関や自治体、民間企業との官民連携を強化し、闇バイト防止や情報リテラシー向上に向けた取り組みをさらに進める考えだ。 ●「レイの失踪」|闇バイト対策ゲームプログラム

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