警察官を名乗る「ニセ警察詐欺」で現金を引き出したなどとして、鹿児島西署と県警組織犯罪対策課は16日、詐欺と窃盗容疑でベトナム国籍、住所不定、大学生の男(22)を6月25日に逮捕したと発表した。匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の出し子とみて調べる。 逮捕容疑は5月下旬から6月上旬までの間、氏名不詳者らと共謀し、鹿児島市の80代女性に「犯罪に使われたお金かどうか調べる」などとうその電話をかけ、指定口座に現金約200万円を振り込ませた。同日、大阪府内の金融機関ATMから約200万円を引き出した疑い。 同課によると、男は日本の大学に通っていた。6月から、金融機関がより迅速に警察に被害金の動きを知らせる「官民協働型枠組み」が始まっており、大阪の金融機関から情報提供があった。県警が同枠組みを利用して摘発するのは初めて。