奈良女性2遺体、緑色のシートで遺棄 川岸の草むら、発見遅らせる意図か 三重県警

奈良市の川岸で親子とみられる女性2人の遺体が見つかった事件で、草むらの中から見つかった遺体が緑色のビニールシートでくるまれていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。遺体の発見を遅らせる意図があった可能性があり、三重県警はビニールシートを入手した経緯などを詳しく調べている。 捜査関係者によると、伊賀市小田町、無職池田園美さん(44)の遺体と、池田さんの娘で大学生の莉園さん(20)とみられる遺体は17日、奈良市月ケ瀬嵩の名張川左岸で発見された。発見時、遺体は別々のビニールシートにくるまれていた。 池田さんと交際していた会社員今北享宏容疑者(37)=奈良市法蓮町、死体遺棄容疑で逮捕=の供述を基に県警が捜索を始めた時点では遺体は見つからず、30分ほど草を刈るなどして遺体が見つかったという。 また、今北容疑者は奈良市の自宅から伊賀市にある勤務先まで車で通っていた。遺棄現場は名阪国道につながる県道沿いで三重県と奈良県の県境に近く、今北容疑者は付近に土地勘があった可能性がある。 今北容疑者が勤務する伊賀市の福祉関連会社はホームページで「このような事態が発生したことは極めて遺憾。深くおわびする。事実関係が明らかになり次第、厳正な対処と再発防止に向けた取り組みを徹底する」とのコメントを出した。

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