訪問看護の実績を虚偽申請し、大阪市から療養費を騙し取ったとして、男が逮捕されました。この事件では、訪問看護事業所の代表者ら3人が既に逮捕・起訴されていて、男は大阪市内の炊き出し場などから、不正に申請するための患者を集める役割だったということです。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、木村真斗容疑者(53)で、2024年12月、既に逮捕・起訴されている訪問看護事業所代表の太田智之被告らと共謀し、大阪市西成区の「訪問看護ステーションHOT」で『複数の患者の訪問看護を行った』と虚偽内容を申請し、大阪市から療養費として約102万円をだまし取った疑いが持たれています。 この事件では、同様の手口で不正な請求を繰り返したとして、太田被告ら3人が逮捕・起訴されています。警察によりますと、木村容疑者は市内の炊き出し場などから人を集めて太田被告らに患者として紹介し、その見返りに現金を受け取っていたということです。木村容疑者が紹介した患者の多くは、訪問看護が必要ではなく、太田被告らは患者を利用して実績の水増しを行っていたとみられています。 警察が太田被告らから押収した証拠品を調べたところ、木村容疑者に多額の現金が渡っていたことが判明し、木村容疑者の関与が浮上したということです。 警察は木村容疑者が容疑を認めているかどうかを明らかにしていませんが、他にも同様の不正に関与していたとみて、捜査しています。