奈良市で、親子とみられる女性2人の遺体が見つかった事件で、逮捕された男が、犯行に使用したとみられる車を事件の後も使用していたことが分かりました。 今北享宏容疑者は今年2月上旬、奈良市の名張川の川岸で、交際していた三重県伊賀市の池田園美さんの遺体を遺棄した疑いが持たれ、調べに対し、容疑を認めています。 また、池田さんの遺体が見つかった現場からは、池田さんの大学生の娘とみられる遺体も見つかっています。 今北容疑者はこれまでに「2人を一緒に車に乗せて運んだ」という趣旨の供述をしていますが、その後の警察への取材で、遺体の遺棄に使用したとみられる自家用車を、事件後も通勤などに使用していたことが分かりました。 今北容疑者は逮捕の4日前まで普段通り出勤していて、警察は日常通りの生活を送ることで、平静を装おうとした可能性もあるとみて調べています。 また、司法解剖の結果、2人は今年2月ごろに死亡したとみられていますが、遺体はほぼ白骨化し、死因は特定できなかったということです。