「ゴジラvsコング」「ゴジラxコング 新たなる帝国」で、コングと心を通わせる少女・ジア役を演じたケイリー・ホトルさんが、交通事故により亡くなった。18歳だった。 現地メディアの報道によると、事故は22日(現地時間)午前3時頃、米メリーランド州の2車線道路で発生した。当時、19歳の男性が運転していた車両が道路右側から逸脱し、排水路の構造物に衝突。警察は、スピード違反が事故の主な原因だったとみている。 車には運転手を含む3人が乗っていた。運転手は命に別状はないものの負傷し、病院へ搬送された。もう1人の同乗者は現場での治療を拒否した。ケイリー・ホトルさんは重傷を負い、外傷センターへ搬送されたが、その後死亡が確認された。 現在、事故の詳しい経緯について調査が進められており、当局は現時点で運転手に対する逮捕や違反金などの措置は取られていないと明らかにした。 ケイリー・ホトルさんは、全員がろう者である家庭に生まれ、「ゴジラvsコング」「ゴジラxコング 新たなる帝国」でジア役を演じ、世界中の観客に強い印象を残した。特に、ハリウッド大作で活躍する聴覚障がい者の俳優として注目を集め、高く評価された。 2024年には、米ABCの情報番組「グッドモーニング・アメリカ」のインタビューで、「友達は、私がコングと一緒にスクリーンに登場する姿を本当にかっこいいと思ってくれている」と語り、俳優としての仕事への深い愛情をのぞかせた。 また、ケイリー・ホトルさんの母親は韓国生まれで、その後アメリカへ養子として渡ったことでも知られている。 今回の事故を受け、テキサスの聴覚障がい学校はSNSを通じて、「ホトルさんの死は私たちにとって大きな喪失です」とし、「ご家族や友人、同級生、そして彼女を愛したすべての方々に心よりお悔やみ申し上げます」と哀悼の意を表した。 また学校側は、「現時点で把握している情報は限られているため、ご家族のプライバシーを尊重してほしい」と呼びかけた。