「正義の実現を」と遺族側 ウィシュマさん入管死亡訴訟が結審 国側は請求棄却求める 判決は12月11日

2021年、名古屋入管に収容されていたスリランカ国籍の女性が死亡し、遺族が国に損害賠償を求めている裁判が、7月22日結審しました。 スリランカ国籍のウィシュマ・サンダマリさんは、2020年8月、不法残留の疑いで逮捕され、その後、名古屋入管に収容されました。その後、体調が悪化し、2021年3月、搬送先の病院で死亡が確認されました。遺族は、名古屋入管がウィシュマさんに必要な医療を受けさせなかったなどとして、国に約1億5600万円の損害賠償を求めています。 22日、名古屋地裁で行われた口頭弁論で、ウィシュマさんの妹・ポールニマさんが意見陳述を行い、「入管の責任を問う正義が実現することを信じている」と訴えました。一方、国は、「必要な医療が行われていれば、ウィシュマさんが生存している可能性がある」とはいえないとして、請求の棄却を求めています。 判決は、12月11日に言い渡される予定です。

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