大阪府大東市が随意契約で発注する施設修繕業務などの施工業者の選定で便宜を図った見返りに賄賂で現金800万円を受け取ったとして、大阪府警は23日、元大東市主査の男(48)=懲戒免職=を収賄容疑で再逮捕し、発表した。 また、大東市の土木建築会社「エム・エヌコーポレーション」代表取締役の男(35)も贈賄容疑で再逮捕した。 2人の認否は明らかにしていない。 捜査2課によると、元主査は、市教委学校管理課と市営住宅管理課の主査だった2023年6月~25年4月、課が担当する施設修繕業務などについて、施工業者にエム・エヌ社を選ぶなどの便宜を図った見返りに、代表取締役から4回にわたり、現金計800万円を受け取った疑いがある。 代表取締役の再逮捕容疑は23年12月~25年4月に賄賂として、3回にわたり現金計400万円を渡したというもの。残りの400万円は時効が成立しているという。 府警によると、賄賂の対象となった随意契約は100件以上で、契約金額は6300万円以上に上るという。 朝日新聞が入手した市の資料によると、エム・エヌ社が二つの課から請け負った随意契約の件数は、23~25年度の3年間で計204件あった。 2人は、24年4月以降の施設修繕業務などに関して便宜を図った見返りに、折りたたみ自転車など5点(販売価格計約17万9500円)を授受した疑いで6月に逮捕され、7日に起訴されていた。(黒田陸離、西崎啓太朗)