「おまえ一人の人生なんてどうにでも潰せるんだ」九大医学部生時代に逮捕され、脅された中村哲が、完全黙秘を貫いた23日間

逮捕、勾留、完全黙秘――。のちにアフガニスタンで壮大な灌漑事業を展開し、多くの人びとの命を支えた中村哲は、九州大学医学部生時代、ベトナム反戦運動の渦中にいた。原子力空母エンタープライズの佐世保入港、米軍ファントム偵察機の九大墜落、脱走米兵との出会いといった、青年・中村哲の原点ともいえる日々。 今年度の「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」を受賞した、山岡淳一郎の『炎と水 中村哲と名もなき人たちの旅』より一部抜粋、再編集してお届けする。〈全3回のうち1回目〉

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