2009年に鳥取市でタクシー運転手が拳銃で撃たれて死亡した強盗殺人事件の発生から、2025年7月17日でちょうど16年です。 今も犯人逮捕に至らない中、警察が街頭で情報提供を呼びかけました。 警察官: タクシー強盗殺人事件の情報提供、よろしくお願いいたします。 17日は、犯人がタクシーに乗り込んだとみられる鳥取駅前で、捜査本部や鳥取警察署員など約20人が専用フリーダイヤルが記されたティッシュを配り、情報提供への協力を呼びかけました。 この事件は、2009年の7月17日午後9時40分ごろに発生しました。 鳥取市立川町で、タクシー運転手の下田和雄さん(当時60歳)が車内で何者かに拳銃で撃たれ死亡し、奪われたタクシーは約2キロ離れた場所で見つかりました。 警察はこれまでに延べ約10万2000人の捜査員を投入し捜査にあたっていますが、今も未解決のままです。 時間の経過とともに寄せられる情報も減少する中、警察は2023年2月、この事件を重要事件の有力情報提供者に最高300万円を支払う「特別報奨金制度」の対象に指定。 その後、65件の情報が寄せられたということですが、依然、犯人逮捕に至っていません。 鳥取警察署・樋口敬署長: 16年経ちました。ですが、事件は絶対に風化させてはなりません。お気づきになられた件、思い出された点、なんでもいいです。県警察まで情報をご提供ください。 警察は、フリーダイヤル(0120-110-572)へ情報提供を呼びかけています。