【MLB】フィリーズの選手の顔面にレーザー照射 球審「大丈夫ですか?」悪質な妨害行為が波紋

フィリーズのトレイ・ターナー内野手(33)に起きた〝レーザー照射事件〟が波紋を広げている。ターナーは4日(日本時間5日)の本拠地ナショナルズ戦の5点リードの7回、打席で緑色のレーザーを客席から顔や胸の辺りに照射され、試合が1分間の中断。ベンチの選手も指摘し、球審が「見えましたよ。大丈夫ですか? あなたにレーザー光線が当たっていましたよ」と声を掛けた。 場内は騒然とし、多くの観客が「あの辺だ!」と一塁側のエリアを指差していたという。まさかの妨害行為にターナーも動揺を隠せなかったが、すぐに落ちつきを取り戻し、右前打を放った。中継局「NBCスポーツフィラデルフィア」のジョン・クリック氏は「いったいどんな人物が試合にレーザーポインターを持ち込むんだ」と怒りを露わにしている。 米メディア「ニュースブレーク」は「ファンに対する選手の苛立ちは深刻だ。些細な妨害でも試合結果を変えてしまう可能性がある。選手は反応する時間が1秒もない中でバットを振る。もしレーザー光線で視界を奪われたら試合はあっという間に悲惨なものとなる」と妨害の怖さを伝えている。MLBでは過去にも同様の事案が幾度も発生しているが、犯人の特定は難しい。使用が発覚した場合は退場処分や逮捕、今後の球場への立ち入り禁止などの処分が科せられる可能性がある。 今回も犯人は見つかっておらず、SNSでは「テロ行為で起訴される可能性がある」「以前にもカージナルス相手に起きた。フィラデルフィアで伝統みたいなもんだ」「そんなことをするやつは永久追放だ」「誰かが掛け金を稼ぐために展開に影響を与えようとしているのでは?」「席の周囲の人は誰も気づかなかったのか」「近くからだと鮮明だが、不安定な光だったので遠くから照射されたものだ」などと波紋が続いている。

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