韓国・城南の報復殺人、50代容疑者の身元公開へ…元交際相手を刺殺した疑い

【08月22日 KOREA WAVE】韓国・京畿道城南市で、自身をストーカー容疑で告訴した元交際相手を殺害したとされる「城南報復殺人」事件で、50代の男性容疑者の身元情報が公開されることになった。 京畿南部警察庁は18日、容疑者の身元情報公開審議委員会を開き、男性容疑者の顔や氏名、年齢などを公開することを決めたと明らかにした。 警察によると、審議委員会は警察内部の委員3人と、法曹、学術、医療分野などの外部委員4人の計7人で構成された。 委員会は、ストーカーや交際相手への暴力、家庭内暴力などの「関係性犯罪」の危険性を知らせ、警戒を促す必要があるとして、身元情報の公開を決定したという。 身元情報を公開する要件には、犯行手段が残忍で重大な被害が発生した場合、容疑者が犯罪を犯したと信じるに足る十分な証拠がある場合、国民の知る権利の保障や再犯防止、犯罪予防など公共の利益のために必要な場合などが含まれる。 ただし、男性容疑者が公開決定に異議を申し立てたため、猶予期間を経て8月25日から9月24日までの30日間、京畿南部警察庁のホームページに掲載される予定だ。 現行法では、身元情報の公開決定後、5日間の猶予期間を設けることになっている。ただし、容疑者が公開決定に異議がないとの意思を示した場合は、猶予期間を置かず直ちに公開することができる。 男性容疑者は7月5日午前3時ごろ、城南市中院区上大院洞の路上で、4年間交際した後に別れた60代女性を刃物で刺して殺害した疑いが持たれている。 男性容疑者は犯行直後に自傷し、病院で1カ月以上治療を受けた後、8月14日の退院と同時に逮捕され、その後、拘束された。 警察は、元交際相手からストーカー容疑で告訴され処罰を受ける状況になったことに恨みを抱き、犯行に及んだとみている。 被害女性は6月8日、「男性容疑者に困らされている」との趣旨で警察に通報していた。ただ、当時は暴行はなく、被害女性も事件としての受理を望まなかったという。 警察は2人を引き離し、男性容疑者に対して接近しないよう警告書を送った。 それにもかかわらず、男性容疑者は同月8〜9日、被害女性に抗議する内容のメッセージを8件送り、15回にわたり電話をかけたとされる。被害女性はいずれの電話にも出なかった。 被害女性は6月10日、ストーカー処罰法違反の疑いで男性容疑者を告訴するとともに、警察からスマートウォッチの提供を受けた。 警察は男性容疑者に対し、通信手段を利用した接近を制限する緊急措置や暫定措置1〜3号も申請した。 男性容疑者は同月25日、ストーカー容疑で検察に書類送検され、30日に略式起訴された。被害女性が殺害される5日前だった。 警察は、通常の殺人罪より法定刑が重い特定犯罪加重処罰法違反の報復殺人容疑を適用している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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