英語検定試験「TOEIC」での替え玉カンニング事件で、不正に使われた機材のマニュアル動画が押収されました。 中国籍の王立坤容疑者(27)は、東京・練馬区のTOEICの試験会場で、別の人物の名前で受験した疑いで再逮捕されました。 王容疑者はマイクを使って他の受験者にも解答を伝えていたとみられていますが、受験を申し込んだ中国人のスマホから、イヤホンを繋げる機材の使い方を教えるマニュアル動画が押収されました。 警視庁が公開したマニュアル動画では、「後ろ蓋に粘着して蓋をこじ開ける。それから電池を一つ用意し、マザーボードのインターフェースに接続し、設備に電気を通す。長押しすれば、電源オンの通知音が聞こえる。最後に携帯のBluetoothをオンに設定する」と接続の手順が説明されています。 動画は替え玉受験の指示役が渡したとみられています。