無責任な飼い主による犬や猫の置き去りが、全国各地で相次いでいます。 3月22日、愛知県名古屋市の集合住宅の駐車場に子犬5匹が置き去りにされ、28歳の女が逮捕されるという事件がありました。報道によると、知人から預かっていた犬が出産し、「飼育の費用や動物愛護センターへの引き取り手数料がなかった」ことを理由に遺棄。動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)違反の疑いが持たれています。 愛知県豊川市では、保護猫カフェの店頭に10歳の尿路結石を患った猫が置き去りにされ、その顛末がSNS上で拡散されました。猫が入れられた段ボールには「おねがいします」と書かれ、3万円が託されていたそうです。「猫カフェは猫捨て場ではない!」と憤りを感じた店のオーナーが、警察に通報。現在、捜査が行われています。